第2回日本頭蓋健診治療研究会・学術集会

2021年3月20日 14:30-17:00(オンライン)
​「見るから視る 診るへ」
大会長 ​​東京女子医科大学小児脳神経外科准教授 藍原 康雄

 藍原 康雄 先生  COVID問題にて世が騒然としている昨今、臨床現場の最前線でご活躍の皆様が第2回JCMETS開催にご関心を頂きました事に、まずは心より感謝申し上げます。
 医療医学は、先人の汗と努力の結晶で到達したエビデンスを基盤に、長い時間をかけて熟成し構築されてきた歴史があります。そして、それが「当たり前(常識)」となって後生に伝承されて参ります。その伝達役となる現世の医療に携わる我々は、そのエビデンスを右から左へと移行するだけでなく、自らの手の中で転がし、障り、色々な角度から見つめ直して検証する「勇気」が必要ではないでしょうか。受け継いだ「当たり前(常識)」は本当に「当たり前」なのか、「当たり前でないこと(未常識)」を見落としていないか、後生に伝承すべき新たな提言はないのか。JCMETSは、将来未来を担うこども達の健康を「頭蓋健診」という学術的見地で議論する場になることを願って創設されました。
 皆様と、「伝承」をよりよき医学的「伝統」へと昇華できますことを祈念しております。

プログラム詳細

  1. 「頭蓋変形を考える―小児科医の立場から―」
    草川 功先生 聖路加国際病院小児科医長
  2. 「顎変形症と(外科的)矯正学的アプローチ」
    西井 康先生 東京歯科大学歯科矯正学講座教授
  3. 「乳児頭蓋変形―Let’s put old concerns aside―」
    千葉謙太郎先生 東京女子医科大学脳神経外科
  4. 「頭蓋骨縫合早期癒合症に対する治療―MCDO法について―」
    五味 玲先生 自治医科大学とちぎ子ども医療センター小児脳神経外科教授

開催は終了しました。多数のご参加ありがとうござました。
学術集会動画は会員専用ページ内にてご視聴いただけます。